〔概　要〕
本機は小型軽量ですが､ラップ盤の大きさがΦ200㎜あり､ラップの回転数も30～500min⁻¹の範囲で可変となっています｡
主に金属やセラミックスの組織検査用試料研磨機として､また岩石や鉱物の偏光顕微鏡用薄片作成や組成検査にも使用されます｡
付属品を交換することで､鋳鉄ラップ盤による自由砥粒研磨や耐水研磨紙による固定砥粒研磨が可能です｡
これらの特長により､研磨室のみならず品質管理や技術室でも広く使用されています｡

〔特　長〕

1. 回転数を30～500min⁻¹まで無段変速でき､粗研磨から仕上げ研磨まで､作業工程や熟練度に応じた研磨ができます｡
2. 機体は丈夫で美しいFRP樹脂製です｡工程別に数台並べて使用することもできます｡

〔用　途〕

1. 小型試料などを手で保持して行う簡易的な研磨
2. 金相試験試料の研磨

＜標準セット＞

※定盤はオプションです｡研磨する試料に適する定盤を選択下さい｡